日本エコレザーのロゴが変わりました

安全・安⼼な⾰・⾰製品を消費者に

⽪⾰産業の総合団体である⼀般社団法⼈⽇本⽪⾰産業連合会(⽪産連)が2024年4⽉から「⽇本エコレザー」の認定基準を改訂しました。
「⽇本エコレザー」は、消費者に安全・安⼼な⾰と⾰製品をお届けするために、⽪産連が当時の世界的な基準などを参考に2006年に制定した⾰の認定制度です。
認定数は2009年の認定開始から2024年2⽉現在で⾰が845件、認定⾰を使った靴・バッグなどの⾰製品が378件の合計1223件となっており、毎年順調に増えています。
「⽇本エコレザーは⼈と環境に優しい⾰、すなわち規制化学物質の基準を満たす「品質認定」と製造⼯程において、排⽔・廃棄物が適切の処理されている会社で適切に⼊⼿された原料⽪で作られているかという「環境認定」の両⽅を兼ね備えています。

国内外のニーズ、基準を満たす

いま、消費においても環境への対応が求められている。国内のみならず、最近急増するインバウンド客が⽇本に求めているのは、⾼付加価値に加えて環境問題への対応がなされている商品です。安全・安⼼なことをデータに基づき認定する「⽇本エコレザー」はこうしたニーズにピッタリと⾔えます。
また、企業が欧⽶など海外市場に⾰や⾰製品を売り込む際、素材の化学物質などの品質試験評価は必須条件となっています。国際基準である「⽇本エコレザー」は、国内外市場を勝ち抜くために不可⽋な素材になっています。⽇本エコレザーに認定された⾰・⾰製品は、⽇本エコレザー認定事業のホームページ「認定⾰・⾰製品⼀覧」から⾒られます。

改訂基準に伴い、名称も⽇本エコレザー基準(JES)認定事業からを「⽇本エコレザー認定事業(Japan Eco Leather, JEL)に変わり、ロゴも変わりました。

【従来のロゴ】
その⾰や⾰製品のJSE ラベル使⽤契約期間まで使えます

【新しいロゴ】
Japan Eco Leatherの頭⽂字であるJ、E、Lをひとつのシンボルとし、⽇本の“⽇”も表現しています。

「⽇本エコレザー」の認定条件

  • 天然⽪⾰である
  • 排⽔処理、廃棄物処理が適正
  • 適切に⼊⼿された原料⽪から製造
  • 臭気、化学物質、摩擦に対する染⾊堅ろうの基準を満たしている
  • 発がん性染料や指定する化学物質を使⽤していない

▲ 靴:「REGAL」(リーガルコーポレーション)、バッグ:「FUJITAKA」(イケテイ)